呼吸器胸腔鏡手術研究会は呼吸器胸腔鏡手術の専門家が集う唯一の全国規模の団体です。
私は2006年12月の世話人会において、本研究会の会長を命じられました。
本研究会は2001年に故成毛韶夫先生中心に胸腔鏡外科クラブとして発足し、2005年12月に川原克信前会長により現名称に改められ、今日に至っています。
胸腔鏡手術を初めとする体腔鏡手術がもたらした最大の効果は、外科手術において低侵襲への大きな関心を呼び起こしたことにあると思います。そしてこの流れは外科手術の大きなうねりとなりつつあります。
胸腔鏡手術は始められてからまだ15年余りの新しい手術ですが、いまや燎原の火のごとく広がりを見せています。胸腔鏡手術はいまだ未完成の手術で、様々な問題も抱えています。しかし同時に多くの可能性を有しており、これからいっそうの発展が期待される手術でもあります。
私たちは低侵襲手術である胸腔鏡手術についてその開発、および普及に携わってまいりました。
私は会長として以下の点をお約束させて頂きたいと思います。
一.唯一の全国規模の胸腔鏡外科の専門家集団として,学術の向上,術式の標準化と普及,および安全の確立に専念する。
ニ.全国の若手医師が大学や組織の垣根を越えて自由に集い,議論できる場を提供することを目指す。
三.呼吸器外科手術を必要とする多くの病める方々に、安全で低侵襲な胸腔鏡手術を提供できるよう努める。
これからも全国の若い呼吸器外科医のため微力を尽くしてまいりたいと存じますので,よろしくご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
